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鍼灸とは?

鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)は、2000年以上の歴史を持つ伝統的な施術であり、現在は世界中で科学的な研究が進んでいる医療の一つです。
当院の特徴は、大学病院のリハビリテーション部で培った現代医学(西洋医学)の知見と、古来伝わる東洋医学の知恵を融合させている点にあります。単に痛みのある場所を刺激するだけでなく、自律神経や睡眠の状態、ストレスといったメンタル面も含めて全身を整えていきます。
また、初めての方でも安心して受けていただけるよう、痛みや熱さに配慮した優しい刺激を心がけております。慢性的な不調にお悩みの方はもちろん、何となく体が重い、眠りが浅いといった症状を感じている方も、ぜひお気軽にご相談ください。当院ではお一人おひとりと丁寧に向き合う施術を大切にしておりますので、安心してお体を預けていただけます。

鍼灸の施術について

鍼灸は、金属の非常に細い鍼(はり)を経穴(ツボ)に刺入したり、艾(もぐさ)を燃焼させて温熱刺激を加えたりすることで、体の自然治癒力を引き出す施術です。伝統的な東洋医学の考え方に基づきながらも、現代ではその効果の仕組みが徐々に解明されてきました。具体的には、鍼や灸による刺激が神経系や免疫系に働きかけ、血行を促進したり筋肉の緊張を和らげたりすることが分かっています。

鍼(はり)の施術

当院の施術で使用するのは、髪の毛ほどの非常に細い使い捨て(ディスポーザブル)の鍼です。注射針とは異なり、先端が丸みを帯びているため、刺した時の痛みはほとんどありません。

 

灸(きゅう)の施術

お灸は、ヨモギの葉から作られた「もぐさ」を使用します。当院では、皮膚に直接火を触れさせない「間接灸」を主に使用しており、心地よい温熱刺激で体を芯から温めます。冷え性や婦人科系の不調にお悩みの方に非常に喜ばれている施術です。

冷え性の詳細については「冷え性」のページを参照してください。

鍼灸で期待できる効果

鍼灸の効果は、体に対して「心地よい刺激」を与えることで、生体の恒常性(ホメオスタシス)を整えることにあります。ホメオスタシスとは、体が常に健康な状態を保とうとする力のことで、鍼灸はこのスイッチを入れる役割を果たします。

中枢性・反射性の筋緊張緩和

鍼による刺激は、脳や脊髄などの神経系に伝わり、硬くなった筋肉を緩める信号を出します。これにより、マッサージでは届きにくい深い場所のこりや痛みを和らげることが期待できます。特に首の痛みや肩のこりでお悩みの方には有効なアプローチです。

首こりの詳細については「首こり」のページを参照してください。

循環系の改善

鍼灸刺激を受けた場所では、血管が拡張し、血液の流れがスムーズになります。血流が改善されることで、体に溜まった疲労物質が排出されやすくなり、必要な栄養素や酸素が全身に行き渡るようになります。また、リンパ液の循環も促されるため、むくみの解消にも繋がります。

むくみの詳細については「むくみ」のページを参照してください。

自律神経の調整

当院が最も大切にしているアプローチの一つが、自律神経の調整です。ストレスの多い現代社会では、交感神経が過位になりやすく、睡眠不足や気分の落ち込みを引き起こしがちです。鍼灸は副交感神経を優位にし、心身をリラックスさせる効果が期待できます。

自律神経失調症の詳細については「自律神経失調症」のページを参照してください。

鍼灸の適応例

鍼灸は、私たちが普段感じる「ちょっとした不調」から、慢性的な病気まで幅広く対応しています。WHO(世界保健機関)でもその有効性が認められており、多岐にわたる疾患が適応とされています。代表的な適応例は以下の通りです。

WHO(世界保健機関)で鍼灸療法の有効性を認めた病気には、次のものを挙げています。

神経系疾患

神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・
ノイローゼ・ヒステリー

運動器系疾患

関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)

循環器系疾患

心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ

呼吸器系疾患

気管支炎・喘息・風邪および予防

消化器系疾患

胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾

代謝内分秘系疾患

バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血

生殖、泌尿器系疾患

膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎

婦人科系疾患

更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊

耳鼻咽喉科系疾患

中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎

眼科系疾患

眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい

小児科疾患

小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・
アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善

 

当院でおこなっている鍼灸の診療について

藤鍼灸治療院では、武蔵小杉を拠点に、お一人おひとりの生活背景にまで配慮した施術を行っております。大学病院での臨床経験に基づき、根拠のある施術を行うことを信条としています。

現代医学的な評価

私たちは、まず現在の症状が「鍼灸の適応範囲」であるかどうかを判断します。大学病院のリハビリテーション部で培った知識をもとに、必要に応じて医療機関への受診を提案するなど、安全性を最優先した施術を行います。医学的な視点からお体の状態を評価し、施術をしていきます。

メンタルと睡眠へのアプローチ

院長は大学で予防医療、特にメンタル疾患睡眠障害について学んできました。体と心は密接に繋がっており、お体の痛みが実はストレスや睡眠不足から来ていることも少なくありません。当院では、お話をじっくり伺い、日常生活のアドバイスを含めたトータルケアを行っています。不眠にお悩みの方も、どうぞ安心してお越しください。

不眠の詳細については「不眠」のページを参照してください。

女性鍼灸師による安心のプライベート空間

当院は、現在レンタルサロン(個室)や出張での施術を行っており、他の方の目を気にすることなくリラックスしていただける環境を整えています。特に女性特有のデリケートなお悩みも、同じ女性の立場から親身に寄り添います。お一人おひとりの「癒しの時間」となるよう、丁寧なカウンセリングを大切にしています。

鍼灸についてのよくある質問

Q1. 鍼は痛いですか?

A1. 鍼は非常に細く、髪の毛と同じくらいの太さです。刺す瞬間に「チクッ」と感じることは稀にありますが、ほとんどの方は痛みを感じず、施術中に眠ってしまう方もいらっしゃるほどです。

Q2. お灸で火傷(やけど)をしませんか?

A2. 当院では、皮膚に直接触れないタイプのお灸を使用しているため火傷のリスクは非常に低いです。心地よい温かさを感じる程度に調整いたしますのでご安心ください。

Q3. どのような服装で行けばいいですか?

A3. お着替えをご用意しているため、どのような服装でお越しいただいても大丈夫です。

Q4. 施術の頻度はどのくらいがいいですか?

A4. 症状によりますが、最初は週に1回程度で集中的に整え、状態が落ち着いてきたら月に1、2回のメンテナンスとして通われる方が多いです。最適なペースをご提案いたします。

料金について

藤鍼灸治療院では、お体の状態に合わせたメニューをご用意しております。詳しい金額やコース内容については、下記ページをご確認ください。

料金・メニューの詳細については「治療メニュー」のページを参照してください。

院長より

私自身、過去にデスクワークによる肩こり頭痛にひどく悩まされた経験があります。その時に出会ったのが鍼灸治療でした。なかなか鍼灸治療は身近なものでないかもしれないですし、鍼を刺されると聞くと怖いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、同じようになかなか解決しないお身体のお悩みを持つ方のお力になりたいと考えています。
単に症状を抑えるだけでなく、その先にある「健やかな日常」を取り戻すお手伝いをいたします。大学病院での経験を活かした技術と、一人ひとりに寄り添う温かさを大切にし、あなたにとっての「かかりつけ鍼灸院」になれるよう努めてまいります。些細なことでも構いませんので、どうぞお気軽にお悩みを聞かせてください。ご来院を心よりお待ちしております。

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